見えない眼が映すもの、記憶のかけら

hisa33712.exblog.jp ブログトップ

若き日の私の先生だった「天声人語」

今はもうほとんど文字が読めないので本はもとより新聞も読んでいない、もともと視力が悪かった目だったけれど、脳梗塞を何度も繰り返し起こしていて、記憶障害をはじめ耳と眼の後遺症がひどい、右眼は失明状態だったけれど奇跡的に視力を回復したが本や新聞を読めるほどの視力はない!

一時期、絶望や不安感、そして真剣に自分がいなくなった時のことを考えて、身の周り物を極力整理した、その中で、4つあった、大きな本棚を全部資源ごみに出してしまった。

67年の私の生きてきた中で買い求めた本、そしてその中には若き日の私を感動させ導き成長させてくれた<天声人語>の文庫本も多くあった!

19歳で上京し、子供の時に親を亡くした私は、本当に無知で何もわからず、頼れる人もなく不安だった時期に、せめて新聞くらいは読まなくてはと3畳一間の学生アパートで節約と貧しさに耐えながら新聞を買って読んだのが<天声人語>の一言、一言が私を勇気づけ、頑張る力を与えてくれた。

23歳で結婚するまで、本当によく読んだ、残念ではあったが、結婚相手が他紙を好む人だったので、しばらくは天声人語とは離れていたが、ある時、天声人語が文庫本になっていることに気づき、心に残る言葉にひかれた数冊を買い求めてよく読んでは、勇気をもらっていた。

今はもう、ほとんど忘れてしまったけれど、若き日の私を成長させてくれたこと、私の人として本質的な部分を作り上げてくれたと、今も思っている!

しっかりと生き抜く、この言葉の何かを感じ取れた事や<美しき人>の生き方や感性、魂に触れられたこと、私の感性つくり、心の栄養として成長させてくれた<天声人語>

不自由さの多い私の体だけれど、希望という言葉を忘れずに生きられる幸せに<感謝>

[PR]
by hisa33712 | 2012-06-30 08:55 | 生きて行くこと

カシャ、シャッター音が楽しい、古くて重いフイルム写真ですが私の宝物、記憶写真と眼の悪い私が今を映す感覚写真ですが観ていただければ嬉しいです、生きがいですから・・・


by hisa33712
クリエイティビティを刺激するポータル homepage.excite